株式会社リソース・インターナショナルは海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。
株式会社リソース・インターナショナルより
海外の最新トレンドを「Resource News」としてお届けしています。 |
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『新建築2022年1月別冊』に弊社が紹介されました
新建築社が発行する『新建築2022年1月別冊 The Okura Tokyo LEGACY 歴史や都市と共に歩む建築のあり方』で、巻末The Okura Tokyoを支える作り手の技術のページに、弊社広告が掲載されました。
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本号は、2019年9月に建て替え新たに開業した「The Okura Tokyo」の特集号です。プロジェクトの全貌と1962年の開業当初から受け継がれるレガシーについて、様々な視点から図面や美しい写真と共に紹介しています。
今回の建て替えプロジェクトでは、高層階の景色を楽しめるプレステージタワー客室のベッドスロー・クッション・ボルスターに、弊社のオリジナルデザイン生地を採用いただきました。
かつての本館から大切に受け継がれてきた和、四季・自然、森羅万象に宿る美しさを表現するためにデザインを起こし、試作を重ね、「最高峰の日本のホテル」にふさわしい美しいテキスタイルに仕上げることができました。
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2022年のトレンド予測として、明るさや華やかさを挙げるマーケッターの声を聞きます。
パンデミックにより多くの場面で自粛を求められてきたこの2年を経て、私たちは無意識に「脱出」を求めているのかも知れません。想像力豊かな心を刺激する強い色、明るい色、ダイナミックな存在感のあるデザインに惹かれ、それを楽しむ下地が出来上がっています。
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ナチュラルカラーやミニマリズムと対局にあるような花柄が、今季海外の各ブランドが発表する新コレクションの中で目を引きます。
サンプルブックを開けた時に飛び込んでくる豊かな色柄は、驚きとともに楽しさがあり、見るだけで気分がリフレッシュされます。花柄だからこそ、多彩な色をも受け止め伸びやかな気持ちに導いてくれるのかも知れません。
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大輪のバラの美しさはひときわですが、庭先の小花の可憐さも花の楽しみの一つです。
優しい雰囲気をまとう花柄は、自然の持つヒーリング作用を享受するバイオフィリックデザインの一つとしても取り入れやすい柄です。
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Simta社の新作「Flora collection」は、淡い色のベースに色とりどりの小花や植物を散らしたプリント柄で、花柄ファブリックの王道。銅版画のような克明なラインで描かれているものや、水彩画のように淡くぼかした図柄もあり、それぞれ印象が違う17のデザインを揃えています。
生地はすべてダブル幅(280cm)で中厚の仕様。カーテンからクッション、イスバリ地にまで幅広く使えるよう配慮してます。いくつかの柄をコンビネーションで配置することもできます。
幼い印象を持たれがちのプリント生地ですが、モチーフの細かさや線のなめらかさ、配置されている色数、柄のバランス、そして生機の前処理から始まるプリント加工の数々の工程に思いがめぐると、たかがプリントなどと言い捨てられない、味わい深い魅力が見えてきます。
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モチーフを大きく取り大胆にデフォルメした花柄は、モダンなスタイルに溶け込みます。
色使いやコントラストを楽しむ花柄は、「花」であることから抜け出し、フェミニンというジェンダー・イメージから解き放たれ、伸びやかな雰囲気を作り出します。
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「STROHEIM」は、アメリカのテキスタイル・ディストリビューター「FABRICUT」社の傘下ブランドとなってからも、今もなおファンを魅了するコレクションを持つブランドです。
白を基調としたインテリアデザインは、アメリカ西海岸の爽やかさやニューヨークのモダンさを想い起こさせます。コーディネートの中では、花柄は程よいアクセントとして生かされています。色を巧みに散らしたり、また上品さやクラシカル感を漂わせたりと、花というモチーフのもたらす可能性を感じさせてくれます。
「STROHEIM」では、花柄と幾何学模様を組み合わせ、コレクションとして提案しています。
ストライプ柄や多角形、ラインやドットなどが花のモチーフを引き立てリズムが生まれます。花柄と相性が良くお互いを引き立て合える、厳選された幾何学模様デザインの生地が、一つのコレクションブックに一緒に収録されています。
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シックな花柄 / Clarke & Clarke (イギリス) |
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深いトーンに包まれ、たくさんの色を散りばめた花柄は、華やかでも甘すぎず高貴さが漂います。
この華やかさを作り出しているのは、柄の細かさでしょうか。パターンリピートは大きく取り、花びら、花弁、葉、茎、葉脈などの表情はきちんと奥行きを持って描かれています。そして、色の配置やバランスが美しい均整を保っています。
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イギリスのブランド「Clarke & Clake」は、コントラクト向けコレクションだけでなく、テキスタイル愛好者から絶大な支持を受けるユニークなプリント生地のコレクションを持っています。
2021年秋の郊外の野山の花をイメージした「Country Escape collection」に続き、この1月には夏の野花をイメージした「Floral Flourish collection」を、シスターブランドである「STUDIO g」から発表しました。
どちらも、繊細さと大胆さを持ち合わせ雰囲気があり、伝統的に花柄に慣れ親しんできたお国柄からか、それでも違和感なく空間に溶け込んでいくデザインばかりです。
まるで絵画を見ているような花柄の生地は、デジタルプリント。ベースクロスは、ベルベット、コットン、リネンでの展開です。同じ花柄でもベルベット生地は、イスに張るとほんのりとした光沢と滑らかな手触りが心地よく、カーテンにすると程よい落ち感と美しいドレープを作ります。多色使いでも落ち着きのある上品さが生まれます。
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展示会で発表された新作商品やコレクションを弊社取り扱いの海外ブランドと併せてご紹介いたします。
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ハンドノット・カーペット / MAKALU (ドイツ)
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確かな材料と緻密な手仕事で作られた絨毯は、本当に美しく、うっとりとするような手触りをしています。
ネパールでは伝統的に絨毯作りが盛んですが、スキルの高い職工や名人たちは素晴らしい「作品」を作り出します。才能と経験豊富な手が、夢のようなカーペットを実現させていきます。
ハンドノットカーペットは、経糸のように張られた芯糸にパイルとなるウール糸を一つ一つ結んで作られていきます。1インチ(2.54cm)間に60~150もの結び目を作る非常に緻密な作業です。
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ドイツにデザイン部門と本社機能を持つラグメーカー「MAKALU」は、ネパールに自社工場を置きハンドノット製法のラグを製造しています。ウールの個性的なラグを扱う「Paulig」「Haro」とは同じ傘下の兄弟ブランドです。
ラグづくりは、原材料となる羊毛の剪毛から始まります。紡糸・染色・織り・仕上げまで12~16週間の工程をすべて手作業で行っています。絨毯づくりは過酷な労働になりがちですが、「MAKALU」では児童労働や人的搾取を排除しています。
カーペット・ウィーバーの労働条件と生活条件の改善に取り組み、虐待的な児童労働と闘う組織 Label STEPのメンバーとなりフェアトレードのカーペットを実現させ、また環境に配慮した生産方式を推進しています。
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